現地出張工事施工例

フラッシング(オイルフラッシング、純水フラッシング、ケミカルフラッシング)

フラッシングとは機器、配管、熱交換器、タンクなどの残留異物、いわゆるゴミを除去して清浄度を上げ、設備、装置を正常に作動、運転させることが目的です。
各種分野の機器、配管、熱交換器、タンクなどの異物除去のため各種化学洗浄、オイルフラッシング、純水フラッシング処理をはじめ、ビールタンクなど高度研磨を要求される分野での研磨技術を提供しています。
なお、清浄度はコンタミキットなどの測定器で検査、管理いたします。

金属表面処理(化学洗浄)

化学洗浄とは機器、配管、熱交換器、タンクなどの金属表面上に付着している汚れ、汚染物質を最適な薬品を用いて化学的に除去し清浄な表面にすることが目的です。
化学洗浄は主に脱脂洗浄→酸洗浄→中和・防錆の工程で施工いたしますが、単独の工程で行うこともあります。
洗浄対象物の洗浄目的、材質、汚染状況などお知らせ頂ければ早急に最適な施工方法で最適な処理をいたします。

脱脂処理(禁油処理)

脱脂処理(禁油処理)とは金属表面に付着した油脂分、塵埃などの汚れを除去する事を目的とし状況に応じて溶剤脱脂洗浄、中性洗剤脱脂洗浄、アルカリ脱脂洗浄などの施工方法でお客様のご要望に応じた最適な処理をいたします。
検査はブラックライト照射、残油分測定を実施することにより目視で、あるいは数値で確認することが出来ます。

酸洗浄

酸洗浄とは金属表面の錆、溶接スケール、酸化スケールおよび熱処理皮膜などを除去し、金属表面の清浄化を目的として、ペースト洗浄、シャワーリング洗浄および循環洗浄などの施工方法で対象物件に応じた最適な処理をいたします。
対象物件は設備配管、タンク、装置など、また、材質もステンレス、鉄、銅など幅広く対応可能ですので一度ご相談ください。

中和・防錆

中和・防錆は防錆対象物の材質、使用用途・目的、防錆期間などにより使用する薬品、工程が異なりますが、吹付け処理、シャワーリング処理、循環処理などの施工方法で最適な処理をいたします。

不動態化処理

不動態化処理とは通常、ステンレスの脱脂洗浄、酸洗浄後、さらに金属表面の不純物を除去すると同時に金属表面上に化学的に安定した酸化皮膜を形成させ耐食性を向上させる処理で、ペースト処理、シャワーリング処理および循環処理などの施工方法で最適な処理をいたします。
不動態化皮膜はステンレス鋼の多くの場合はNiO・Cr2O3であり、また、 アルミニウムの場合はAl2O3であり共に数10Å程度の極めて薄い保護皮膜です。