油剥離剤

製品の概要

ネオスOSリムーバーは船舶の衝突あるいは座礁などの事故により油流出事故が発生すると、防波堤、護岸、岸壁、岩場などに浮流油が付着した油を除去する、国内初の製品です。従来、これらの油を除去するために油処理剤が使われてきました。油処理剤は海面上に浮遊する油を微粒子化し分散させることにより、微生物分解あるいは酸化分解を促進する薬剤です。一旦、油処理剤で分散した油は粘着力を失うため、回収装置で回収することも吸着材で吸着することもできません。

また、油処理剤を散布した油は、海面上で茶褐色(カフェオレ色)に混濁します。これは油処理剤が効果を発揮し油が微粒子化し分散しているためです。茶褐色に混濁した油は、時間が経てば潮の干満により港湾外に出て広範囲に分散し、やがて微生物分解あるいは酸化分解されます。しかし、一度、茶褐色(カフェオレ色)に混濁した油を「回収すること」、それは極めて困難です。

このため沿岸部での防除作業においては、油を分散させずに回収することを可能とする油剥離剤が求められてきました。

当社は、こうしたニーズの高まりを受け、一般財団法人 海上災害防止センター様と共同開発しました。

特性

  • 付着油に散布することで、油が付着物から剥離し易くなります。
  • 剥離した油を微粒子として海中に乳化・分散させることなく海面に浮上させます。
  • 剥離した油は回収装置、吸着材などで回収することが可能です。
  • 粘度の高いC重油、アスファルト油などの油にも対応しています。
  • 対生物毒性が低く、環境影響が少ない薬剤です。

使用方法

  • 原液を電動式または手動蓄圧式散布装置、ハンドスプレーなどを用いて、防波堤、岸壁、岩場などに付着した油に散布し、薬剤が油に浸透した後、低圧洗浄機、絞ったホースなどの低圧水を用いて洗浄して下さい。
  • 剥離した油は吸着マットなどを用いて回収して下さい。
  • 標準的な使用量はC重油・アスファルト油 油量の20~30%(なお、付着油の状態により多少異なります。)

「油剥離剤の使用に関するガイドライン」の遵守

ネオス OSリムーバーを使用する場合は、一般財団法人 海上災害防止センター様が作成した「油剥離剤の使用に関するガイドライン」を遵守して下さい。

具体的には、

  • 使用に当たっては、“事前テスト”を行い剥離効果があるかどうかを確認して下さい。
  • 剥離効果を確認後、必ず“関係者(海上保安部、自治体、漁業協同組合等)の同意”を得て下さい。
  • 油剥離剤は海洋環境中で使用する薬剤です。関係者の同意を得ずして使用することはできません。

油剥離剤の使用に関するガイドライン(PDFダウンロード)

油剥離剤の使用方法

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